ゆとりさとりがただひとり

”時代”っすかね

大学生がインドのヴィパッサナー瞑想行ったら、やっぱり人生変わらなかった。①

お気軽に、宜しくお願い致します。やる気、でます。

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”この世に10日間、会話、読み書き、娯楽全てを禁じてひたすら座禅を組むだけのプログラムがあるらしい。”

幸せになりたい 方法』 で 、終始真顔でgoogle先生の講義を受けていた僕は運命を感じた、ビビッときた。(本当の話)

就活の中で疑心暗鬼になり、今後をどう生きようかと思っていた矢先、この瞑想と”感動的”なネットでの出会いを果たしたのでした。

 

体験した感想を先に言っておくと、どんな人でも行ったほうが良いんじゃないかと思ったので、この記事を書いてます。 人生が変わったとか、そんな大それたはないですけど、とても良いなと感じることができました。

一番適当な気持ちで行った僕が言うんだから間違いない。出国前日までしっかり牌握ってましたから。笑

 

 

ヴィパッサナー瞑想とは

世界の多様な瞑想法の中の一つで、「ものごとをありのままに見る」という意味です。 決して宗教的な、またはある種の信仰によるものではありません。 この瞑想法は2500年前にブッタが広めた瞑想法でブッタはこの瞑想法によって悟りを開きました。 ヴィパッサナHPから

ちなみに僕は特に宗派もなく、この辺に対する言及は避けます。調べても結局関わっているのかどうかよくわかんないし。

この瞑想法は、科学的根拠に基づく方法であり、一切の宗教性はないと語られています。

しかし実際現在ヴィパッサナー瞑想センターは、世界各国145箇所、日本にも東京、京都と2箇所あり、すべてのプログラムを驚くことに無料で受けることが可能です。(最後に有志の寄付があります。) 当然ながら、財源がないと成り立たないものだと思うので、一切の宗教性はないというのはどうなのかなと僕は思いました。 後述しますがプログラムの中でも多少宗教観を否めない部分もありましたし。

今回は10日間のプログラムのお話。 10日間本当に会話から読み書き、外部との接触が禁止される。 携帯電話やその他デバイスももちろん没収されます。 世界中どこで受けても同一のプログラムで、指導は録音された音源で行なわれる為、内容が異なる事はないそうです。 音源は、ヴィパッサナー瞑想の最も重要な指導者として広く認められている「ゴエンカ氏」の声(パーリ語)で行われます。 各センターには各国の翻訳された音源も用意されているらしい。

実際僕が言ったチェンナイでは、日本語のテープをわざわざ聞かせてくれました。これには驚いた。

瞑想、瞑想、迷走

下記が10日間の1日のスケジュールです。

4:30~6:30 瞑想

6:30~8:00 朝食休憩

8:00~11:00 瞑想

11:00~13:00 昼食休憩

13:00~17:00 瞑想

17:00~18:00 夕食

18:00~19:00 瞑想

19:00~20:30 講義

20:30~21:00 瞑想

21:00~ 就寝

いや、変態かよっていうね。3度見したわ。

瞑想ですね。完全に瞑想。 休憩時間とか、何したら良いか本当わからなかったです。だってみんなぼーっとしてるんやで?ちなみに筋トレなんかも禁止です。

ただそのくらいに、瞑想というのは難しいし、集中力を要するのだということは参加して気づくことができました。

禁止事項

受講者同士のコミュニケーション

瞑想の10日間は一切のコミュニケーションが禁止されます。つまり、言葉を発することも、目を合わせることも、ジェスチャーで意思を伝えることもできないのです。

いくらインド人50人と一緒に生活していて、日本人が僕一人で、食べ物の食べ方がわからなくて聞くことができません。見よう見まねで手でカレー食ってたら手首までどろどろになりました。10日で慣れたけど。

読み書きや娯楽の禁止

そうなると当然インターネットデバイスは持ってません。うん、死ぬんじゃないかな。 あと携帯なりパスポート、お金を受講前にセンターに預けなければいけません。怖くてその辺の持ち物の写メを開始前に撮っておきました。この時点で迷走マインドになってなかったなと思います。

男女は隔離されいかなる接触も許されない

最初と最後の一日だけ一緒だったのですが、女性の参加者も半数ほどいました。

不純な性行為は禁止

おそらく自慰の事ですね。もちろんしてませんよ。は?

匂いの強いシャンプーや化粧品、膝の見える服や身体のラインが分かる服は禁止

一回起き抜けに短パンで行ったら着替えさせられました。案外厳しいのかも。

”絶対”に逃げ出せない

期間中は敷地から出ることができません。その社会から完全に隔絶された空間で10日間、1日10時間瞑想をすることになります。 最初にめっちゃ釘を刺されます。帰れねえぞ、みたいな紙を書かされます。この時点で僕は「あっ、こなきゃよかった。」って思いました。

食事

食事はベジタリアンで、卵もダメです。一日三食(2.5食)で、配給制で事務員がよそってくれます。みんな良い人でした。

朝ごはん、昼ごはんは味の薄いインド料理。夜ご飯はフルーツとチャイのみでした。チャイっていうのはインドのミルクティーみたいなものなのですが一番美味しかったし、生きてるって感じる瞬間でしたね。

使った食器は自分で洗う。ご飯は各地域によって異なるらしく、チェンナイでは毎日インド料理、特に味がすごく薄いのが出てきました。京都だとご飯は相当美味しいらしい。

実際、

「京都旅行も良いな。旅行としても良いし、ご飯も美味しいらしい。22歳だし、そろそろ芸者と遊ぶってのも一興なんじゃないか??っていうか、10日間缶詰なのに海外でやる意味あるのか?どこでも一緒じゃないか??」

みたいな煩悩バリバリの思考回路で日本に留まろうとしたので、禁欲のために行くのに意味がないことに気づいて思考停止して、急ぎ足でインドの予約をしました。本場を見たいっていうのもあったし。

いきさつ

「インドで人生変わったわ〜」が多発している件

「インドで人生観変わったわー」 って言うやつが、栽培マン並みに増加していることはみなさんご存知でしょう。 人生変わりすぎ、オセロかよ。

1、2週間旅行に行って、適当にバックパックしてFacebookに外人との写真タグ付けしくさりますが、僕みたいな人間からしたら思うことは一つ。 「いや、ありえんやろ。一週間で人生変わるってセミかよ。お前の人生刹那的すぎるだろ。」 と思うわけです。

しかし人間とは難しいもの。そうは思いながら、彼のFBを見て思っているのです。 「本当だったとしたら・・・?僕もそうなれるとしたら・・・?

僕はその時、就活からなんとなく逃げ、インドに飛び立つことを決めていた段階でした。 どこにいくか、何をするかは具体的に決めておらず、完全に見切り発車状態でした。とにかく散々聞いてきた、今後最強になれる魔法の言葉、 ”海外インターン” と “プログラミング”をするんだ。という気持ちだけでした。

しかしそんな中でも僕は、「アルコールを摂取しながら麻雀を打つ」という人類史上最も秀でた発明を止められずにいました。考えたやつぐう天才。今だけありがとう中国。

就活を辞め、休学を決め、フィリピンに2ヶ月語学留学(ほぼ外人と飲んでただけ。毎日。)した後、インドという行き先だけ決めて麻雀を打つ自分。

周りは業界研究をし、就職先を決めている中で、こちらは牌効率研究をし、上がり手を決める。

 

「・・・・いや何してんの俺は・・・??」

 

人間って怖いよね、なかなか抜け出せませんでした。人間っていうかまあ僕が怖い。基本的にクズ。そこで、めっちゃライトに、本当禁欲しなきゃな〜てな感じで申し込んだのか今回の瞑想でした。

もともと瞑想には多少興味があって、自己肯定感があがるとか、頭がすっきりするとか聞いたことがありました。 「あ、いいね。だって俺結構真剣に自己肯定感をあげたいなと思ってたんだよね。22年間ずっと。

てなわけで参加を決めました。 もっと瞑想とか、ブッタとかに興味があって深く知りたい方には、少し不適切な記事かもしれません。

あとは昔の彼女のこととか忘れたかったです。ついでに中学校の時にかっこいいと思って、ジャージの裾の中にイヤホン仕込みながら、授業中にiPod聞いてたときにイヤホン外れて当時大好きだった らきすたもってけセーラー服 の無限リピートが爆音で教室に響いたにも関わらず、教師含め全員がシカトした事件も忘れたい。忘れたい。(関係ないし無理。)

信仰やこだわりのない大学生が、何となく行ったらどうなったか という内容ですので悪しからず。

インドでこのプログラム人気すぎる問題

思い立ったのはインドに出る予定だった2週間前。これは自分を叩き直さねばなるまい。てな気持ちでプログラムを予約しようとしたんだけど

「・・・バンガロール、5ヶ月待ち、、、だと!?」

僕が行こうとしていた都市のバンガロールは、センター数もかなりあるのに、予約がいっぱいだった。 まあ確かに寄付しなければ無料で10日間滞在できて、瞑想の修行までさせてもらえるってすごいことだもんね。 なのでチェンナイという東南インドの都市に行くことに決め、航空券を予約。(ズボラゆえにまだ予約していませんでした。自分に感謝。)

予約はページから簡単にできますが、英語 かつ メール なので不安な方は日本から予約したほうが良いと思います。

 こうしてバックパックを背に、日本を出たのでした。

今後の展開をダイジェストで

・空港でホテルピックアップに失敗、深夜2時に屈強な男に囲まれているところを、同い年のコリアン女子に助けられます。そのあと一緒の部屋に泊まります。ここがピークです。

・翌日から迷走に参加しますが、そのセンターの中で酒、タバコなんでもありの欲の塊とエンカウントします。

・10日間の瞑想の中で、自分と向き合いすぎて鬱になります。

・プログラム終了後、インド人50人の前で「君が代」と「ごはんはおかず」を歌うことになります。

こんな感じです、宜しくお願い致します。

 

おわり。